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勉強では身につけられないセンスを身につける

今回、数年ぶりに岸英光氏と新しいプロジェクトを作り始めています。 私と彼は常に、「勉強しても身に付けられない」ことを「身に付ける」ことに悪戦苦闘してきたという共通点があります。


今年の5月には、すでに4年目となり第7段となる「愛の講座」を開催します。 愛の分野というのもまた知識を増やして、想像しても、その実態を感じることは出来ない分野です。

これらのセンスは、頭で考えているだけでは、身につけられないものであり、動かないと体感はつかめないものの、一方で実行した「数」や「量」と正比例するものでもないという矛盾も存在しています。


「センスを磨く」を理解するために「自転車に乗る」ことを例にとってみようと思います。

説明するまでもなく、自転車は、タイヤが動いていない状態の時は、支えるためのスタンドが必要です。 ペダルを漕ぎ、車輪が回り始めると倒れることなく前に進むことを知らない人はいないだろうと思います。 ところが頭で理解できることと、実際に「自転車に乗れる」かは別の問題です。


このプロセスの間に存在しているものが「センス」です。

自転車に乗れるようになるためには、バランス感覚が必要なわけですが、そのバランス感覚を身につけるためには、ヨロヨロとバランスが崩れる感覚と、バランスが取れている状態の「往き来」が必要であり、そのプロセスの間に、片足を突いたり、傾いたり、転びそうになったり、時には完全に転び切った後にこそ、深いレベルでのバランス感覚が身につきます。


会話のセンス、運動のセンス、服装のセンス、音楽のセンスなど。センスには様々なものがありますが、出来ない時には、出来ている人がまるで魔法使いのように見えてしまい、出来るようになったら、出来ない時の感覚を思い出すことさえ出来なくなるものでもあります。

さて、今回は、KAI(甲斐)をテーマに新しいムーブメントを起こしたいと思っています。


これまで、何らかの「センス」をつかむために、「講座」を開催するという方法をとってきましたが、今回のテーマであるKAI(甲斐)に関しては、ただ、闇雲に探し続けてしまったら、「ど壺にはまってしまうものになるのでは」ということで、岸氏と意見が一致しました。


幼い頃、自転車に乗れるようになった瞬間から、生きている世界が一気に広がったように感じた人もいらっしゃるのではないでしょうか?

あの頃の羽の生えたような感覚。まだ見ぬ世界に、翼の生えた鳥のように飛び出す「大人の自転車」に乗り、新しい次元へと飛び出す旅へ一緒に出かけませんか?


イベント詳細

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