感情に振り回されない!感情に支配されない!



Udara@イタリアロックダウンが7週目になりました。めまぐるしい世界の変化の中で私を大きく支えているのは、感情表現をすることを通して自分を見失わないでいることです。


様々な情報が飛び交い、どんな選択をするのが正しいかの判断が難しいという方もいらっしゃるのではないかと思います。そんな時に最も大切なのは感情に振り回されたまま、重要な決断をしないことです。


人間の脳は、感情にまみれているとき、目の前の出来事に適切に対応する能力が著しく低下します。これは、非常事態でなくても誰にでも起き得ることです。人前で上がってしまったときに、言おうと思っていたことを全てすっかり忘れてしまったり、苦手だと感じている人に、強く問い詰められる言いたいことが出てこなくなうと言うのも、それらの反応の一つです。

数年前、マイケル・チェーホフ・メソードを修得した俳優であり、感情表現の指導者である女性コーチの元で、俳優を目指す人たちと一緒にトレーニングを受けていた体験があります。それは、コーチング、ボディサイコセラピーを探究して10年目を迎え、自分の人生を大きく転換させたいと感じていた時期でもありました。

それと同時に、当時2000人ほどの人々にセッションやワークショップを提供していく中で、感情に振り回されて冷静に動けないときには、そこにある無意識の感情を解放することがサポートになっていることを実感していました。

ところが一見、感情を解放したかのように見えても、実際には、感情を感じるときに感じる快感に支配されてしまうことがあるのも見てきました。その感情に媚びりつく独自のストーリーがその人の人生をそこに留まらせ、同じパターンを無意識のまま繰り返してしまう人々もいて、そこに何か違いがつくれないかと感じていた時に出会ったのが身体を使って感情表現し、その先の自己表現へと導くことでした。

と言うわけで、私自身は俳優と言う立場ではなく、仕事でセッションに生かしていきたいこと、何より一人の表現者として自己探究したいことなどの背景を伝えた上で、参加を承諾していただきました。


ほとんどが20代の俳優志望の仲間の中で、当時30代後半の私。自分を観察してみると、どこか場違いな照れ臭い感覚を持ちながらも、毎週日曜日に参加し、半年ほどが過ぎました。私にとってこのトレーニングも終盤に差し掛かっていました。


ある日、プライベートで気になる出来事があり、その日はその場に集中できないまま参加していました。


するとトレーナーから「今日は、あなたは、レッスンの間、ずっと笑顔でいなさい。」と言う指導がありました。つまり、彼女が私に出した課題は、トレーニングの間の約3時間ずっと笑顔でいることでした

その頃の私は、かなりそのグループにも慣れて、無防備な状態でそこに参加していました。ずっと笑っているように指導されたことで戸惑っている私に、

彼女からフィードバックされたのは、まるでカミナリに打たれたような鋭い3連発のフィードバックでした。

「人の目が気になります。って演技をまずやめなさいっ!そういう顔は、あなたに全然似合ってない、あなたは、あっけらかんと幸せですって平気で笑ってなさい!」


突然のフィードバックに笑えない私。そうは言ってもと、戸惑った表情をしていると。

「その顔よ。大変そうにみせる小手先の演技も、もう、やめなさい。まわりに合わせて私も大変です、難しいですってフリするのも、もう止めなさい。あなたは、そのまま、堂々としていなさい。のほほんと笑っていなさい!」

不意をつかれた私は、

「大変そうにしているつもりはないのですが。」となんとか応えたその瞬間に。

3「そんなつもりないなんて言って本当の自分から逃げてないで、しっかりあなたが自分自身につき続けている嘘をみなさい。はい。図星です。私は、幸せです。って素直に受けとってみなさい。他の人に合わせて、人生が大変そうな演技をしていたことが図星だったでしょ。わかりませんって演技もここではいらないのよ。それが、あなたが人生でずっと抱えてきた仮面でしょ。そのごまかしはここでは、通用しないのよ。そうやって、いつも隅の方で小さくなって、無力でいる必要は、あなたにはもう必要ないのよ。大きなあなたのままでここにいなさい!あなたは、誰にも振り回されずあなたのままでいなさい!」 

最後の言葉が矢のようになって胸に刺さった時、胸の奥でカパッと音がした気がしました。確実に体感として何かが開いた感覚と同時に体の表面を覆っていた石膏がバリバリと崩れ落ちていくような感覚がありました。


その3時間の間、笑顔になろうとすればするほど、訳のわからない居心地の悪さや訳のわからない悲しみや怒りが顔の表情筋から感じられ、文字通り、私の顔の表面上に覆いかぶさっていた化けの皮?!が剥がれたような体感だったのです。

その日の帰り道、ふと空を見上げると目の前に広がる街の風景がくっきりと際立ち、自分の体がぐわっと空いっぱいに広がっていく様に感じました。ひと回り大きくなったかのように。夕焼けのオレンジ色がものすごく濃くて東京のど真ん中にいながら、じんわり泣けてきても、ちっとも恥ずかしくないまま、やすらいでいられたのです。

あれから、さらに10年が経ち、今年リシケシで瞑想のグループを開催した際に、南米から臨床心理士のカップルが参加してくれました。彼らから、感情を解放するボディエクササイズを受けたあとに今まで、対話だけでは超えられなかった感情に対するアプローチを身をもって体験することが出来たと言うフィードバックをいただきました。

「感情は、サバイバルという統計と確率の結果だ」

とは、 イスラエルの歴史学者ユブァル・ノア・ハラリの言葉です。


サバイバル状態は、生きる上で大事なモードである一方で、無意識に戦闘が意図された状態です。世界が大きく変動している今、鋭い直感や感覚がより求められるようになっていくと思います。


そして、自分の感覚で得た情報や行動は、他の誰かにはそぐわないこともあるし、一方で、他の誰かにとってはためになることが、自分にとっては全く必要のないものかもしれません。

適切な感覚を得るためには、人の感情に振り回されないこと、何より自分の感情に支配されないことが大事になります。感情が解放された時、感覚が研ぎ済まされ、自分にとって大事なものにアクセスできる道が拓けてくるのだと思います。


どんな時でも、オプティマル(最高)な選択をするためには、「笑い」はとてもパワフルです。ポイントは、笑わせてくれる他人の能力に頼らず、意味もなく理由もなく、勝手に一人で笑ってみることです。それで、その奥に眠っている無意識の感情が解放できたら、サバイバルモードを超えて自分の本当の要求がわかります。


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