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あなたの瞑想が続かない訳

ーここがズレていると何年やっても瞑想状態を体験することは出来ないかもー

これまで、多くの方々と一緒に瞑想を共にしてきて、体験する前に多かった意見は、「集中力がないのでちゃんと瞑想できるか心配」と言う声でした。

瞑想は、ちゃんとやろうと努力して得られるものではなく、ある時、突然、起こるものです。そして、そこに至るまでのプロセスは千差万別。また、一度体験したことがあるからといって、コンスタントにやってくるものとも言えません。

瞑想状態にいざなうために、古来から、これを体得した師が様々な瞑想法をその弟子に提唱してきました。これらは、時には秘密の法典となって高位な僧や継承された人のみぞ知るものとなったり、厳しい修行を重ねたもののみが体験できるものもあったようです。

現在では、それらのうちの一部を誰もが体験出来る様になりましたが、現在行われているガイド瞑想や歩行瞑想などは、瞑想状態そのものではなく、瞑想状態を頻繁に引き起こしやすくするツールと言えます。

言い換えると瞑想は、認知の領域のものではなく、感覚の領域が開かれてはじめて起こるものなのです。瞑想は「考えるものではなく、感じるもの」です。

とはいえ、生産的な存在であることを常に求められる現代の社会生活においては、感じる領域に関しては完全に閉ざされている状態であると言っても過言ではありません。まずは、感じる領域に入るために優位感覚を知ることが第一歩になります。

優位感覚とは、人が何かに反応する際にどの感覚器官を最も優位に使っているかというものです。

優位感覚には、

  • 視覚(V)ー視覚情報の処理を得意とする

  • 聴覚(A)ー聴覚情報の処理を得意とする

  • 体感覚(K)ー身体感覚情報の処理を得意とするの3種類があります。

優位感覚を使った瞑想のメソッドを体験していくことで、徐々に他の感覚器にも入りやすくなります。それには、まずご自身の優位感覚を知り、その感覚器にあった瞑想を取り入れる事が瞑想を気軽に始められるばかりでなく、深めていくためのコツです。

優位感覚は、普段から、どんなコミュニケーションをする傾向にあるかを意識してみるとわかります。

  • 視覚優位な人は、話が見えてきた。ピカピカ、キラキラなどの映像をあらわす擬態語、手をよく動かす

  • 聴覚優位な人は、話がわかってきた。シーン、ガタガタなどの擬音語、手が口元にいく

  • 体感覚優位な人は、話がつかめた。など ふわふわ、ズッシリな状態をあらわす擬態語、体を動かす


それぞれにどんな瞑想が合うかを簡単にご紹介しておきます。


視覚型には、イメージや色を使ったガイド瞑想

聴覚型には、マントラ(声)や音楽を使った瞑想

体感覚型には、ダンス瞑想、ヨガ、気功

瞑想は、その只中に起きる体験そのものが、人々そ魅了してやみませんが、それぞれ引き出される能力があることが近年の研究でわかってきており、目的別に試してみるのもよいでしょう。

筆者が企画、運営するLivecommunion のご提案する瞑想やボディエクササイズ(呼吸のワーク、ハコミ、インナーリフレクトなど)は、イメージ、音楽、動きなどこの3つのすべてに働きかけるよう構成されています。

考えないで感じろと言われてもなかなか難しいなぁと感じている方でも楽しめるLivecommunion企画・運営のワークショップが開催されます。(詳細は下記リンクから

考えること(認知)から解放され、感じる(感覚)を研ぎ澄ます体験ができるワークショップが開催されます

日時:10月12日ー14日

場所:花巻市

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