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努力という呪縛から抜け出す boost up your success vol.1



成功している人は必ず裏で努力をしている、努力が要らないと言うのはおかしいと感じる人も多いかもしれません。確かに言葉の上では、言いたいことはわかります。

読むだけでそこにある重さが解消されて、簡単に成功する人がどんどん増えることを願って書いています。

リーダーシップ、コミュニケーション、モチベーションアップなどスキルをアップさせるトレーニングに参加するのに「緊張している人」がとても多いです。

もし、緊張しがちだなぁと感じる人は、能力をアップさせたり、自分の限界を超えるためには、いつも以上に頑張ったり、モチベーションを上げたり、自信をつけてから取り組まないと出来ないと思い込んでいないでしょうか。

私も含めた中年世代は、何かをやり遂げるのに自分にプレッシャーを掛けることが当たり前で、苦しんでこそ、成功できるものだと自然に思い込んでいます。 そして、確かにそれで成功できた時代だったのだと思います。

ところが、前述したリーダーシップ研修などを依頼される場合、人事の方は(私よりも若い世代の方がほとんどです) 下記のようなリーダーが多いが故に組織が活性化しないというのです。

・肩に力が入りすぎてかえって本当にやるべきことが見えていない。

・部下への指導などで厳しくする方法しか知らない。

・本人がそれなりに有能であっても後輩が育たない。

・新しい発想や創造性にかける。

部下への指導の例で言えば、努力で成功してきたタイプの30代後半-50代ぐらいの上司の元では、その上司のやり方に沿ったタイプの人だけは、多少能力を伸ばすことが出来ます。

一方で、プレシャーを掛けられると萎縮してしまうタイプの人は、能力を伸ばせないだけではなく、自信を失ったり、鬱状態になってしまうことさえあります。

さらに言えば、仮に運よく上司と相性が良くそのやり方についていけていたとしても、その上司の指導がない状態になると行動出来ないという依存が生まれています。

日本の指導教育は(「指導」(コーチング)/「教育」(ティーチング))、あまりにも長い間「プレッシャーをかけないと人は動かない」と言う概念が無検討のまま続き、自然に発想や態度の中に染み込んでいます。

プレッシャーをかけて指導するのは、引っ張りたい方向が指導する側に既にあり、恐怖の感覚を利用して条件反射で人を動かしたい時の指導法です。広告や軍隊などが良い例です。

にも関わらず、自分の能力を発揮させたり、成功しようとする時まで自分にプレッシャーをかけるしかないと思い込んでいる人がほとんどなのです。

だからこそ、自分で何か好きなことをして成功しようとする時でさえも、自分にプレッシャーを与え続け、成功手前で身体を壊してしまったり、感情的な興奮(やる気)がおさまってくると好きだったはずのことを続けることが辛くなってしまうわけです。

私は、研修の現場では、厳しく戒めるのではなく自由な空間を敢えて作ります。そこでまず最初に起きることがとても重要です。


まずは、サボる人や集中出来ない人が出てきます。そして、厳しく管理しない態度を指導力がないとジャッジしてくる人も出てきます。40代前後のリーダー研修であるにも関わらず、突然、親や学校の先生に反抗するかのような反抗期がやってきてしまう事も少なくありませんでした。

厳しくされることやプレッシャーで管理されることで自分の行動を保ってきた人には、自由に行動していい場所はかえって居心地が悪くなります。

子どもの頃から、サボったり、集中出来ない状態を克服するのに常に親や先生に厳しく管理される指導しか受けていないと、それ以外の発想や行動を思いいつく事さえ出来ません。

学校で、強い指導者や権威者がいなくなった途端に、そこで自由に楽しむのではなく、いつも真面目で反抗さえもしない生徒の間でいじめが起きたり、騒いだりするなど自分の行動を制御出来なくなるのに似ています。


全てを吸収してしまう幼い頃から習慣づけられてしまった頭で思いを巡らせても、その習慣やパターンから抜け出すことは、出来ないので、そのやり方では成功することがどんどん難しくなります。

だからこそ、「習慣づけられた思考」と「そこにある感覚」に気づき変容させることが不可欠なのです。


ミニワーク Boost up your success

注:これは何か好きなことを実現させたい人が始めると機能するワークです。

-緊張に気づく-

1週間に1日。あなた自身を好きにさせてあげる時間を取ります。やりたいと感じていることがかえって手につかず、サボりたくなったり、集中出来なかったり(ついつい携帯を見たりするなど)、眠くなったりしている自分に気づいたら、その自分を何とかしよとするのではなく、その時、目を閉じ身体感覚を感じてみましょう。

筋肉の緊張や顔の表情などを丁寧に繊細に感じ取ります。

今、世界は大きく動いています。その流れの中でなのか、昨年頃から「成功したい」というコーチのご依頼が急速に増えています。そのプロセスの中で「自分に何かを課す」という行動が当たり前になっている人が多いことに驚きます。

みなさんがこの時代の波に乗って、今ここで成功することを心から祈っています。Boost up successシリーズとして、シリーズ化し、ビデオやワークショップも予定していますのでお楽しみに!


最後まで読んでくださってありがとうございます。

UDARA

徐々に始めています。サポートよろしくお願いします。

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