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日本には、金龍が飛び交っているのだけれど

日本には花鳥風月という美しい言葉がありますね。貴族や武家が自然を楽しんだことに由来するのだそうですが、私はこの言葉はとても宇宙的な(コズミック) な言葉だなぁと感じます。


花の香り、鳥の声、風の音、月の光。どれも意識を向けなければ喧騒の中に埋もれてしまう繊細な世界観です。


風流とも言われる美しいその世界観は、日本では、ごく自然に共有し合えていたんだなぁとイタリアで暮らすようになってあらためて実感しています。


日本の土地に降りたつと金龍が自然の中に飛び交っていて、私たちに内在されているその羽根を広げるようにメッセージを送っているように感じます。


一方で、街を歩いていると様々な快感がそのメッセージを掻き消しています。五感を通して戦略的に売買される脳への快感が身体との繋がりを奪い、報酬系の脳への刺激し続けています。


人間の無意識の行動を支配していると言われてきた性欲は、既にこの報酬脳を満たす中毒症状の足元にも及ばなくなっており、ネット上は完全に報酬脳への刺激のるつぼになっています。


世の中を良くしたいと考える人々の間でさえ、その違いを批判し合うのが日常的になり、その現象も同じく脳内ホルモンによる快感が大きく影響していると言われています。


瞑想を続ける人々の脳は、前頭葉、脳下垂体、甲状腺などが正常化し、より健全な生活を好むようになり、その結果として自虐的な行為や不健康な習慣が自然と修正されていきます。


今回、ご紹介するコズミックダンス瞑想は、自分のエネルギーを楽しむための瞑想です。身体に内在する光の存在を思い出し、宇宙のそこここに存在するエネルギーを取り入れることを可能にします。


目に見えるものだけや測り得るものだけに注視するあまり、退化しつつある360度の知覚や第六感を開くと同時に身体の中に蓄積された不要な過去の感情を解放していきます。


そして、身体に蓄積されて感情は、物理的に重さがあります。私たちの瞑想会参加する方からは、ほんの10分ほどの体験でさえ、視界が明るくなった、身体が軽くなったと実感されています。


身体の中に蓄積した重いエネルギーを解き放っていくことで、脳のスイッチが正常なモードに切り替わり、今、ここの感覚を知覚できる体験がやってきます。


その体験を、宇宙と一体になったような安心感と言う方もいれば、自分に対する絶対的な信頼感を取り戻した感覚と言う方、また、これまで感じたことのない新しい感覚という方もいます。


古から貴族や賢者たちが詩にのせてまで、分かち合いたくなるような感覚であり、人類が希求し続ける体感なのでしょう。


今回は、瞑想をしたこがない方、ダンスや運動が苦手な方でも楽しんでいただける内容になっています。


軽く、優しく、楽しい体験が好きな方、自分の進化に関心がある方はぜひ、いらしてください。ご一緒出来ること楽しみにしております。






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