イタリアバールに来たらスプリッツ
日本にも、「とりあえずビール」という言葉があるようにイタリアには、アペリティーボという夕食を始める前にバールで過ごす時間があります。元々は食前酒という意味があり、ミラノから発祥して広がったようです。
日本の飲み会ほど、ビジネス的な要素は濃くありませんが、気軽に人脈を作ったり、情報交換をできる時間でもあります。この時間に最低でも20分、長ければ1時間ほどかけてから夕食がスタートします。
食事の時間そのものは、家族と楽しむという色合いが強いイタリアでは、アペリティーボが男女の出会いのチャンスでもあるようです。先日も、今、私が通っているジムのロッカールームで出会わせた女性は、
「この間、素敵な男性と楽しいアペリティーボ過ごしたのよ。すごく美しい男性だったのよ。私は、気に入っているの。今、その後の連絡を待ってるところなの。そしたら、姪っ子もアペリティーボに誘われたんだって、偶然よね。」と嬉しそうに話していました。
この色々楽しいアペリティーボ。
スプリッツアペロールというと、オレンジ色の甘めのリキュールと白ワインとソーダ
スプリッツロッソ 赤ワインとソーダ
スプリッツビアンコ 白ワインとソーダ
プロセッコ 北イタリアにお越しの際には、白のスパークリングワインです。
を楽しむことができます。写真を撮る前に飲み終わっちゃいました。