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人と一緒にいる時、くつろいでいますか?

誰かと一緒にいると不安になり、自分ではいられなくなると感じたことはありませんか。おそらく「価値観の合う人とだけ過ごせたらどれだけ幸せか」と眠れない夜を過ごしたことが一度ぐらいはあるのではないかと思います。


「死者を悼み花をたむける」という行為は、他の人類には見られないホモサピエンスだけにみられる行為です。古代ギリシャの哲学者アリストテレスは、人(ホモサピエンス)は、自分自身を満たすことで幸せを感じるだけでなく、より善く生きようとする人同士で共同体をつくることで完全にいたると記しています。


自分以外のものと心地よく交流することは、私たちホモサピエンスのDNAに内在されているものであり、だからこそ、人との交流を心の奥底で切望する一方で、お互いの価値観や目的、意見の相違などに晒されると不安を感じるようにできているとも言えます。


つまり、私たちは、自分とは異なる行動(DOING)ビジョン、アイデア、目標などを持っている家庭や職場などの共同体の中では緊張感や不快感を感じる生き物なのです。また、所有(HAVING)権力、支配、富への渇望などに関する価値観の相違、さらには、存在(BEING)異なる宗教、異なる文化など、緊張感や不快感を感じる要素が溢れています。


別の観点から、人間関係の不快感をみてみましょう。それが、自分自身の内側 (判断、恐れ、罪悪感など)と、 外側 (社会で期待される態度) との葛藤に見出すことができます。


例えば、自分とは異なる考えを持った人々と平和的に接することができない場合がこれに当たります。または、人に非難されていると感じたり、理解されていないと感じたりする場合も然りです。


人から非難されたと判断すると大抵の場合、防衛本能が働き、闘うか逃げるかもしくは、動けなくなるという反応をします。


自分が現実だと思っていること、自分のアイデンティティーは、家族、学校、 職場などの生活から大きな影響を受けています。そして、そこで作られた罪悪感、判断、恐怖をはじめとする様々な感情や行動へのブロックが私たちを制限します。


慣れ親しんだ態度(ルーチン)は、内側からくる本来のモチベーションを破壊し、気づきのない社会生活は、私たちの本質、私たちが誰であるか、そして私たちを本当に欲しいものから遠ざけてしまいます。


自分自身にくつろぐためにできることは、慣れ親しんだ態度(ルーティン)に退化することなく人間関係を生きることです。 恋愛、家族、友情などの個人的な関係と同様に職場や社会においても標準化へと退化させないことです。


社会からの影響をすべて鵜呑みにすると、自分という存在は破壊され、忘れさられ、無視されることになります。自分を完全に滅した人間関係は、一見安全であるようですが、それは楽しいものではなく、退屈で不幸な未来をつくることになるでしょう。


最も重要な人間関係は何ですか?それは間違いなく自分自身との関係です。 社会生活は私たちをゆがめ、私たちを社会が必要とするものへと方向付けていきます。この過程で私たちは、あるがままの自然な存在としての自分、最も親密で独創的な自分の生まれてきた意味を無視することになります。


自分自身との関係を見直すことで、家族を含めたプライベート、職場、余暇などあらゆる状況で遭遇するすべての緊張感や不快な状況は、私たちが何であるか、私たちが本当に望むものが何であるかを見せてくれるものになります。


人間関係で自分にくつろげない最大の理由は、自分自身に対する知識、認識、愛の欠如の結果でもあります。 くつろぎながら、冒険に満ちた人関関係を生きることができない最大の要因とも言えます。


そのような態度は、日常を標準化するだけでなく、表面的で、その共同体の関係者全員に損害を与えるものなのです。


ここまでの視点が、誠実な人間関係を実現し、ご自身を探求する機会になることを願っています。 すべての人間関係は冒険、探検、遊び、楽しみに変えていくことができます。


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